「ロールタイド」、トランプ氏がアラバマ大卒業生にエール

5月1日、トランプ米大統領(写真)は、就任100日の節目の行事の締めくくりに2024年の大統領選で圧勝したアラバマ州を訪れ、アラバマ大学で卒業生に「ロール・タイド」とエールを送った。同日、アラバマ大学で撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)
[タスカルーサ(米アラバマ州) 1日 ロイター] - トランプ米大統領は1日、就任100日の節目の行事の締めくくりに2024年の大統領選で圧勝したアラバマ州を訪れ、アラバマ大学で卒業生に「ロール・タイド」とエールを送った。
アラバマ大学は「クリムゾン・タイド」として知られるカレッジ・フットボールの強豪で「ロール・タイド」はチームへの支持と誇りを表すスローガン。
トランプ氏は数百人の卒業生に「2025年の卒業生の皆さん、おめでとう。ロール・タイド」と語りかけた。
卒業生を祝福するとともに、不法移民の減少や、トランスジェンダーのスポーツ選手の競技参加阻止など、自身の政策の成果を誇示。
「男性は女性のスポーツに参加すべきではない」と述べると、大きな歓声が上がった。
「夢を築き、困難を乗り越えてきた」と自身の人生を振り返り、「全力を尽くせ」「全てを打ち砕け」「大きく考えろ」「一生懸命やれ」とアドバイスした。
会場から数キロメートル離れた場所では反トランプ氏集会が開かれ、主催者によると500人余りが参加した。