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英地方選、ファラージ氏率いる反移民右派が躍進 補選も制す

2025年05月03日(土)00時05分

 英国で1日に行われた地方議会選挙は、開票序盤でナイジェル・ファラージ氏(写真左)率いる右派ポピュリスト政党「リフォームUK」が得票を伸ばしていることが明らかになった。5月2日、イングランドのウィドネスで撮影(2025年 ロイター/Phil Noble)

Andrew MacAskill

[ウィドネス(英イングランド) 2日 ロイター] - 英イングランドの地方選挙は2日、開票が進み、反移民などを掲げる右派ポピュリスト政党「リフォームUK」が少なくとも3つの自治体で議会の支配権を獲得するなど、躍進した。リフォームUKは空席となっていた下院の議席も獲得。同党を率いるナイジェル・ファラージ氏は、リフォームUKが「真の野党」になったと証明されたと述べた。

ファラージ氏はトランプ米大統領を長らく支持していることで知られるほか、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を推進。選挙結果を受け記者団に対し、労働党支持者の票の多くがリフォームUKに流れたと指摘。現代の民主主義国家で歴史的に最も成功した政党の一つである保守党は、今や「終わった」と述べた。

労働党政権を率いるスターマー首相は、選挙結果に失望したとしながらも、労働党は状況を理解しているとし、「国民が望む変革について一段と踏み込み、一段と迅速に進めていく」と語った。

注目されていた下院の補欠選では結果が僅差となり、再集計の結果、リフォームUKのサラ・ポチン候補が労働党候補を史上最小となる6票差で破った。昨年夏の総選挙では労働党がこの議席を約1万5000票の大差をつけて獲得していた。

労働党の地盤だった選挙区での接戦は、総選挙後の政治情勢の変化を浮き彫りにしている。労働党を率いるスターマー首相は圧勝により政権の座に就いたものの、新政権の支持率は記録的な速さで低下している。

地方選はイングランド各地の議会における1600以上の議席と、6つの市長ポストを巡って争われた。

保守党の元閣僚で、昨年の総選挙で落選してリフォームUKに移籍したアンドレア・ジェンキンス氏がグレーターリンカンシャーの初代市長選で勝利した。ジェンキンス氏は人口約100万人の地域を統括することになり、リフォームUKはこれまでで最も重要な公選ポストを獲得した。

リフォームUKはノースタインサイド、ウェストオブイングランド、ドンカスターの市長選でも労働党候補に対して善戦した。

ロイター
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