ニュース速報
ワールド

バイデン政権下で12人目のLGBTQ判事を承認、歴代最多に

2024年09月18日(水)13時05分

バイデン米大統領が指名した12人目のLGBTQ(性的少数者)の判事が17日に承認され、米歴代大統領で最多となった。連邦議会上院はこの日、検事として長年働いてきた退役軍人のメアリー・ケイ・コステロ氏を東部ペンシルベニア州東部地区連邦地裁の終身判事として承認した。写真は米上院司法委員会でのコステロ氏で7月に撮影。提供写真(2024年 ロイター)

Nate Raymond

[17日 ロイター] - バイデン米大統領が指名した12人目のLGBTQ(性的少数者)の判事が17日に承認され、米歴代大統領で最多となった。連邦議会上院はこの日、検事として長年働いてきた退役軍人のメアリー・ケイ・コステロ氏を東部ペンシルベニア州東部地区連邦地裁の終身判事として承認した。上院は民主党が多数派となっており、賛成52票、反対41票で可決した。

これまではバイデン氏と同じ民主党で、8年間務めたオバマ元大統領の11人が最高だった。

「市民と人権に関する進歩的リーダーシップ会議」で公平法廷プログラムのシニアディレクターを務めるレナ・ズワレンシュタイン氏は声明で、バイデン氏が法廷の多様化を推進したことを称賛して「LGBTQの権利が全米で訴訟の対象となっている今、何が問題なのかを理解できる判事が司法のあらゆるレベルで必要であることが一段と明白になっている」と指摘した。

LGBTQを公言している判事候補の大部分は、民主党の大統領が指名してきた。共和党のトランプ前大統領が指名したのは2人にとどまっている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

SBGとエヌビディア、ロボティクス新興に投資検討 

ワールド

独外相、中国の輸出規制による欧州産業混乱巡る問題解

ビジネス

パラマウント、ワーナーに敵対的買収提案 1株当たり

ワールド

EU、自動車排出量規制の最新提案公表を1週間延期 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...かつて偶然、撮影されていた「緊張の瞬間」
  • 4
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 5
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 6
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 7
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 8
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 9
    死刑は「やむを得ない」と言う人は、おそらく本当の…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 9
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 10
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中