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世界の安全保障、主要国が主導的役割を 中国国防相が訴え

2024年09月13日(金)13時42分

 9月13日、中国の董軍国防相は13日、主要国は世界の安全保障において主導的な役割を果たさなければならないとの見方を示した。北京で開かれた年次軍事外交フォーラムで撮影(2024年 ロイター/Florence Lo)

Laurie Chen

[北京 13日 ロイター] - 中国の董軍国防相は13日、主要国は世界の安全保障において主導的な役割を果たさなければならないとの見方を示した。北京で開かれた年次軍事外交フォーラムで演説した。

「大国は世界の安全保障を守るために率先して行動し、ゼロサム思考を捨て、弱小国への圧力を控えるべきだ」と強調した。

多極化した世界では「誰も部外者や傍観者でいることはできない」とし、「大小を問わず、先進国であれ発展途上国であれ、国際問題に参加し、自らの要求を表明し、正当な権利と利益を擁護する平等な権利を持つべきだ」と語った。

中国は近隣諸国との軍事的な関係を強化し、「あらゆる面で発展途上国との軍事協力を深め、拡大していく」と述べた。地域的な緊張を解決するには地域諸国が「団結を通じて強さを求め、自らの平和を自らに頼る」べきだと主張した。

ロイター
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