ハマス幹部がモスクワ訪問、人質解放など巡り協議か
FILE PHOTO: Red Square, St. Basil's Cathedral (L) and the Spasskaya Tower of the Kremlin are seen through a gate in central Moscow, September 18, 2014. REUTERS/Maxim Zmeyev/File Photo
[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア外務省報道官は26日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの代表団が現在、モスクワを訪問していると明らかにした。
タス通信によると、ハマス幹部のアブー・マルズーク氏も訪問しており、「ガザで拘束されている外国人人質の即時解放や、パレスチナ自治区からロシア人やその他の外国人の退避を確実にすることを巡り協議した」という。
ロシア通信(RIA)によると、ハマスは声明で「西側諸国が支持するイスラエルの犯罪」を終わらせるためのロシアのプーチン大統領と外務省の努力を賞賛した。
ロシア外務省のザハロワ報道官はまた、イランのアリー・バーゲリキャニ外務次官が現在モスクワを訪問しており、ガルージン外務次官と会談したと明らかにした。バーゲリキャニ氏は核問題の交渉責任者。
イランはハマスを長年支援してきたとされている。