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インド3月の卸売物価は前年比1.34%上昇、約30年ぶりの低い伸び
2023年04月18日(火)09時35分
4月17日、インド政府が発表した3月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比1.34%上昇し、前月の3.85%上昇から鈍化して約30年ぶりの低い伸びとなった。インド・コルカタで2021年撮影(2023年 ロイター/Rupak De Chowdhuri)
[ニューデリー 17日 ロイター] - インド政府が17日発表した3月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比1.34%上昇し、前月の3.85%上昇から鈍化して約30年ぶりの低い伸びとなった。ロイター調査の予想値1.87%を下回った。投入コストの鈍化が続き、全体の伸びが抑えられた。
品目別では、食品価格が2月の前年同月比2.76%上昇から3月は2.32%上昇に減速。燃料・電力は14.82%上昇から8.96%上昇に鈍化した。
製造業製品は3月に0.28%低下。2月は0.14%低下していた。
エムカイ・グローバルのエコノミスト、マドハビ・アロラ氏は「投入コストが世界中で下がってきた」と指摘。高い上昇率だった前年同月との比較によるベース効果の影響もあったと説明した。
インドのインフレ圧力はここ数カ月、和らぐ兆候が出始めている。
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