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ロシア供給の戦術ミサイル、使用可能な状態=ベラルーシ国防省高官
12月25日、ベラルーシ国防省の高官は、ロシアから供給を受けた戦術ミサイルシステム「イスカンデル」と地対空ミサイル「S400」は、意図された目的を果たすために使用できる状態にあると述べた。モスクワで2021年5月撮影(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)
[25日 ロイター] - ベラルーシ国防省の高官は25日、ロシアから供給を受けた戦術ミサイルシステム「イスカンデル」と地対空ミサイル「S400」は、意図された目的を果たすために使用できる状態にあると述べた。
同省イデオロギー総局長のレオニード・カシンスキー氏は、対話アプリ「テレグラム」に投稿した動画で、ベラルーシ軍兵士はロシアとの共同訓練所で「完全に訓練を終えている」と指摘。
イスカンデルとS400は既に配置につき「意図された目的のために任務を遂行する準備が完全に整っている」と語った。
ロシアがベラルーシに展開したイスカンデルMは移動式の誘導ミサイルシステムで、旧ソ連の「スカッド」の後継。射程距離は最大500キロで、通常弾頭または核弾頭を搭載することができる。ロシアのプーチン大統領は6月にベラルーシにイスカンデルとS400を供給すると表明したが、何台配備されたかは不明。
カシンスキー氏はまた、同国の軍用機が「特殊航空用弾薬」を搭載するように改造されたとも述べた。





