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インドネシア中銀、ルピア下支えへ「トリプル介入」態勢=高官

2022年09月26日(月)17時34分

 9月26日、インドネシア中央銀行の高官は、通貨ルピアの過度な下落を防ぐため、常に「トリプル介入」する態勢にあると述べた。写真はルピア紙幣。2017年6月撮影(2022年 ロイター/Thomas White)

[ジャカルタ 26日 ロイター] - インドネシア中央銀行の高官は26日、通貨ルピアの過度な下落を防ぐため、常に「トリプル介入」する態勢にあると述べた。

トリプル介入とは、スポット市場、国内ノンデリバラブル・フォワード市場、債券市場への介入を意味する。

金融管理部門の責任者はロイターに、世界経済の減速および景気後退リスクへの懸念からルピアが下落していると指摘し、「われわれは、外為市場の需給の安定化に向け、常にトリプル介入する態勢でいる」と述べた。その上で、他の多くのアジア通貨に比べルピアの下げは限定的と指摘した。

この日ルピアは0.6%下落、年初から約6%下落している。

ロイター
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