[北京 12日 ロイター] - 中国で今年最も強い台風13号(ドルフィン)が広範囲に被害をもたらした。中部や東部の各省で記録的な雨をもたらした後、首都北京にも断続的な豪雨を降らせ、主要道路が冠水し車両が立ち往生した。
国営新華社通信によると、北京市当局は12日、上から2番目に深刻な暴雨警報を発令した。バス250路線が運休し、地下鉄10路線が減速運転を実施した。観光施設150カ所が閉鎖された。
交流サイト(SNS)「レッドノート」に投稿された映像では、北京の複数車線の道路が豪雨で川のようになり、一部が水没した乗用車やバスによって交通がまひしていた。
当局によると、北京北部の昌平区では12日午前9時以降の1時間に90.7ミリの雨が降り、同日の1時間雨量として市内で最も多かった。
ロイターが確認したSNSの映像によると、浙江省沿岸部の玉環市では200ミリ近い雨が降り、周辺の道路が冠水した。
国営メディアによると、今週は浙江省の一部と、中部の河南、湖北両省で降雨量の記録を更新した。
中国有数の鉄鋼会社が拠点を置く河南省舞鋼市では209.5ミリの雨が降り、8月の1日当たり降雨量の記録を更新した。湖北省襄陽市でも169.1ミリの降雨を記録した。