Nicoco Chan Liz Lee

[上海/北京 10日 ロイター] - 中国東部は台風13号(ドルフィン)の通過に伴い豪雨に見舞われ、上海では10日、道路が冠水したほか航空便の約40%が欠航した。

ドルフィンは9日夕、上海の南西に位置する浙江省に上陸した。上陸時の中心付近の最大風速は時速151キロメートルで、その後、熱帯低気圧に勢力を弱めた。10日も安徽、江蘇、山東など東部各省に大雨を降らせた。

上海では主要商業地区を含む多くの道路が冠水した。国営中央テレビ(CCTV)によると、上海の二つの空港では台風の影響で計943便が欠航し、運航能力が約40%低下した。

中国東方航空は上海や浙江省などを発着する便について、「秩序立った形で」運航再開を進めていると明らかにした。

<北京に大雨・洪水警報>

ドルフィンは今年、中国に上陸した台風として最も強い。今後数日間で内陸部へ進んで中部の湖北、河南両省に達し、湿った空気を北へ送り込む見通し。

CCTVは暴風雨をもたらす雲が北部の冷たい空気とぶつかるため、北京、天津、河北では13日まで大雨に備える必要があると伝えた。

北京当局は大雨への警戒レベルを引き上げ、11日朝に洪水対策を発動する準備を整えたと明らかにした。

北京では11─13日に「大雨」が予想されている。当局は市内で鉄砲水、周辺の山間部で土砂災害が発生する恐れがあるとして警戒を呼びかけた。

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