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カナダのトルドー首相、保守党新党首を批判 経済政策「無謀」

2022年09月13日(火)10時47分

 9月13日、カナダのトルドー首相は、野党保守党の新党首に選出されたピエール・ポワリエーヴル氏(写真)が掲げる経済政策について「無謀」と批判した。カナダ・オタワで10日撮影(2022年 ロイター/Patrick Doyle)

[12日 ロイター] - カナダのトルドー首相は12日、野党保守党の新党首に選出されたピエール・ポワリエーヴル氏(43)が掲げる経済政策について「無謀」と批判した。

ポワリエーヴル氏は10日に実施された投票で68%の票を獲得、2015年以降で6人目の保守党党首となった。この間、保守党はトルドー氏に3回選挙で敗れている。

トルドー首相はニューブランズウィック州セントアンドリュースで開いた自由党の会合で、ポワリエーヴル氏の経済政策を「非常に疑わしく、無謀」と批判したほか、「われわれの社会を公平、安全、自由にしている制度を攻撃することは責任あるリーダーシップではない」とした。

ポワリエーヴル氏は議会や選挙活動の場で、トルドー氏の経済政策とカナダ中銀がインフレを引き起こしていると主張。また、インフレへの対抗手段としてビットコインなど暗号資産(仮想通貨)を推奨した。

ロイター
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