ニュース速報

ワールド

アフガンのワクチン接種、カブール制圧後に80%減少=ユニセフ

2021年08月25日(水)19時29分

国連児童基金(ユニセフ)は、アフガニスタンの新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、イスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧した後の1週間でワクチン接種が80%減少したと発表した。カブールの病院でのワクチン接種、2月撮影。(2021年 ロイター/Mohammad Ismail)

[ブリュッセル 25日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は、アフガニスタンの新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、イスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧した後の1週間でワクチン接種が80%減少したと発表した。

同国に届けられたワクチンの約半分が、近く有効期限が切れるとも警告した。

タリバンは今月15日にカブールを制圧した。同日からの1週間でワクチン接種を受けた人は34州中23州の3万0500人。前週は30州、13万4600人だった。

ユニセフの広報官は「接種が減るのは無理もない。混乱、紛争、緊急事態という状況下では人々は安全確保を優先する」とし、女性も含めたアフガンのすべての医療関係者に対し、勤務に戻るよう呼び掛けていることを明らかにした。

タリバンがワクチンに懐疑的な見方を示している可能性については、コメントを控えた。

アフガンにこれまで届けられたワクチンの約半分に相当する約200万回分のジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンは、11月に有効期限が切れるという。

世界保健機関(WHO)のデータによると、アフガン国内で投与されたワクチンは、今月20日時点で120万回分にとどまっている。アフガンの人口は4000万人。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中東各地で攻撃、ホルムズ海峡などで商船被害 情勢緊

ビジネス

中国自動車販売、2月は国内不振で2年ぶり大幅減 輸

ワールド

焦点:中東紛争でガソリン高騰、米中間選挙に向け共和

ワールド

仏中銀総裁も様子見方針に同調、イラン戦争巡るECB
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開された皇太子夫妻の写真が話題に
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 6
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 7
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目…
  • 8
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 9
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 10
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 5
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中