ニュース速報

ワールド

トルコGDP、第4四半期は前年比+5.9% 2020年は1.8%増

2021年03月01日(月)23時24分

3月1日、トルコ統計庁が発表した2020年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前年比5.9%増、2020年は1.8%増加で、市場予想を下回った。イスタンブールで2020年9月撮影(2021年 ロイター/Murad Sezer)

[イスタンブール 1日 ロイター] - トルコ統計庁が発表した2020年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前年比5.9%増、2020年は1.8%増加で、市場予想を下回った。

ロイターがまとめた予想は、第4・四半期が前年比7.1%増、2020年は2.3%増だった。

第4・四半期は季節調整済みの前期比で1.7%増加だった。

昨年後半は、新型コロナウイルスの感染第一波に見舞われる中、国営銀行が貸し出しをほぼ倍増させたことが寄与し、GDPは潜在成長率を大幅に上回る伸びを記録した。

2020年のトルコの成長率は主要20カ国・地域(G20)と新興市場国で中国に次いで2番目となった。その一方で通貨リラは急落、外貨準備は減少しインフレ率が15%へ上昇した。雇用もほとんど増加しなかった。

キャピタル・エコノミクスのシニア新興国市場エコノミスト、ジェイソン・タービー氏は「回復は不安定で、つまるところトルコの対外的脆弱(ぜいじゃく)性を一部悪化させる」と述べた。

金融部門が21.4%伸び成長をけん引した。

観光業・その他サービスはマイナス4.3%。これまで成長を主導していた建設業は3.5%減だった。

GDPの発表を受けてリラは1%上昇し1ドル=7.351リラとなった。

エルバン財務相はツイッターで、今年は物価安定を優先すると表明。アナリストはタイトな金融政策にもかかわらず今年の成長率は5%程度になるとの見通しを示している。

トルコ経済は過去20年間平均5%前後成長してきたが、2020年第2・四半期は新型コロナウイルスの影響で前年比9.9%減少した。第3・四半期は6.7%増加していた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

サッカーW杯で航空券・ホテル予約が急増、米市民射殺

ビジネス

暗号資産による資金洗浄、25年は820億ドル=調査

ビジネス

SBG、オープンAIへの最大300億ドル追加投資を

ビジネス

米銀、預金をステーブルコインに奪われる可能性=スタ
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化はなぜ不可逆なのか
  • 4
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 7
    「恐ろしい...」キリバスの孤島で「体が制御不能」に…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    生活保護と医療保険、外国人「乱用」の真実
  • 10
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中