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米金融規制改革法修正案、下院で5月に採決も=共和党院内総務
4月30日、米下院のマッカーシー共和党院内総務は、金融規制改革法(ドッド・フランク法)修正案の下院採決を5月に行う可能性があることを明らかにした。ビバリーヒルズで開催されたミルケン研究所世界会議で発言する同共和党院内総務(2018年 ロイター/MIKE BLAKE)
[ビバリーヒルズ(米カリフォルニア州)/ワシントン 30日 ロイター] - 米下院のマッカーシー共和党院内総務は30日、金融規制改革法(ドッド・フランク法)修正案の下院採決を5月に行う可能性があることを明らかにした。
上院は中小銀行への規制を緩和する法案を3月に可決し、下院に送付したが、下院は中小行の資金調達に関する規制を一段と緩和する条項を追加すべきとして採決を先送りしてきた。
上院では民主党議員17人が法案を支持したが、一部の有力議員は、法案に修正が加えられれば支持を取り下げるとの考えを示している。このため、下院が上院案を可決しなければ廃案になるとの懸念が浮上していた。
マッカーシー院内総務は、民主、共和両党に法案を通過させる意思があるとし、1カ月以内にも可決される可能性があるとの見方を示した。





