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NY市場サマリー(14日)米国株続伸、ドル下落、利回り低下

2026年04月15日(水)06時52分

<為替> 終盤‌のニューヨーク外為市場では、ドルが下落し、7日続落の見通しと‌なった。米国とイランの和平合意に向けた交渉が近く再開される可能性に投資家が楽​観的な見方を強めたほか、インフレ指標が予想を下回ったことが背景にある。

トランプ大統領は14日、米紙ニューヨーク・ポストに対し、イランとの協議が「今後2日以内⁠にパキスタンで行われる可能性がある」と語​った。先週末の交渉が不調に終わったことを受け、米政府は原油輸送の要衝であるホルムズ海峡でイランの港湾に出入りする船舶に対する封鎖を発動していた。

コーペイ(トロント)のチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「トランプ政権が出口を模索しているという非常に明確なシグナルが出ており、それが最終的には米国とイランの間で象徴的な合意が成立し、攻撃が停止され、イランが海峡の再開を認めるとい⁠う市場の期待に反映されている」と指摘。「少なくとも外国為替市場にとって重要なもう一つの点は、全般的に確信が欠如していることだ。トレーダーらはホワイトハウスからの発表に振り回されたり、裏をかかれたりする可能性が⁠あるため、大​きな方向性のある賭けに出ようとしていない」と述べた。

主要通貨に対するドル指数は0.26%安の98.08。一時、97.968と、3月2日以来の安値を付けた。

ドルは7日続落の見通しとなった。続落日数としては昨年12月3日に終了した9営業日続落以来の長さとなる。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米金融・債券市場では、国債利回りが低下した。イランとの戦争が近く収束するとの楽観論が支援材料となったが、投資家がポジションを整理し明確な進展を待つ中、取引は引き続き低調だった。

米国の海峡封鎖に対しイランは強く反発したものの、外交的な関与が継続する可能性が示されたことで原油市場は落ち着きを取り戻し、北海ブレント先物は1バレル=100ドルを下回った。

午後の取引では、⁠指標10年債利回りは4.3ベーシスポイント(bp)低下し4.254%。30年債利回りは3.3bp低下し4.867%となった。

2年債利回りも3.2bp低下の3.747%となった。

ルーミス・セイルズのグ‌ローバル債券チームの共同責任者デイビッド・ロリー氏は、イラン紛争の終結についてやや悲観的な見方を示した。「紛争の継続期間⁠に関する⁠市場の期待との間に乖離があるように見える。ウクライナ・ロシア戦争が2022年に始まったとき、4年後の2026年にまだこの話をしているとは思わないというのがメインシナリオだった。しかし、現実はそうなっている」と指摘した。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 米国株式市場は続伸。中東紛争解決を巡り楽観的な見方が高まる中、ナスダック総合は2%上昇、S&P総合500種は1%上昇して終値での最高値に迫った。米銀大手の決算やインフレ指標も材料視された。

トランプ米大統領は14日、米紙ニューヨーク・ポストに対し、‌イランとの協議が「今後2日以内にパキスタンで行われる可能性がある」と語った。

また、イスラエルとレバノンは同日、​レバノンの親‌イラン武装組織ヒズボラへの対応などを巡り⁠米ワシントンで協議を行った。米国務省は終了後に発表し​た声明で、イスラエルとレバノンが「直接交渉開始に向けた前向きな協議」を行ったと言及。双方は相互に合意した時期と場所で直接交渉を開始することで一致したという。ただ、和平に向けた枠組みで合意に至ったかは現時点で明らかになっていない。

NFJインベストメント・グループのポートフォリオマネジャー、バーンズ・マッキニー氏は「まだ解決には至っていないが、投資家は反発局面を逃したくないと考えている」と指摘した。

14日に発表された3月の米卸売物価指数(PPI)上昇率が市場予想を下回‌ったことも市場に一定の安心感をもたらした。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 金価格は、ドル安を背景に2%上昇した。米イラン協議再開への期待感がインフレ懸念を和らげ、価格を押し上げた。

金現物は東部時間午後1時34分(1734GMT、日本時間15日午前2時34分)時点で1オンス=4831.78ドルと2%上昇。金​先物の清算値は前日比1.7%高の1オンス=4850.10ドル。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 米国時間の原油先物は下落した。イラ⁠ンが米・イスラエルとの協議を再開し、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖している紛争を終わらせるとの期待が背景にある。

清算値は、北海ブレント先物が4.57ドル(4.6%)安の1バレル=94.79ドル。米WTI先物は7.80ドル(7.87%)安の91.20ドルとなった。

米国とイランの交渉チームは今週、再びパキスタンに赴き戦争終結に向けた協議​を行う可能性があると、パキスタンとイランの高官がロイターに語ったほか、米当局者も合意に向けた取り組みで前進があるとの認識を示した。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 158.77/158.

82

始値 158.82

高値 158.93

安値 158.61

ユーロ/ドル NY終値 1.1795/1.17

97

始値 1.1796

高値 1.1811

安値 1.1788

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 98*09.5 4.8583

0 %

前営業日終値 97*21.0 4.9000

0 %

10年債(指標銘柄) 17時00分 99*00.5 4.2479

0 %

前営業日終値 98*20.0 4.2970

0 %

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*01. 3.8642

50 %

前営業日終値 99*26.0 3.9170

0 %

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*07. 3.7449

75 %

前営業日終値 100*05. 3.7810

63 %

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 48535.99 +317.74 +0.66

前営業日終値 48218.25

ナスダック総合 23639.08 +455.35 +1.96

前営業日終値 23183.74

S&P総合500種 6967.38 +81.14 +1.18

前営業日終値 6886.24

COMEX金 6月限 4850.1 +82.7

前営業日終値 4767.4

COMEX銀 5月限 7953.3 +386.8

前営業日終値 7566.5

北海ブレント 6月限 94.79 ‐4.57

前営業日終値 99.36

米WTI先物 5月限 91.28 ‐7.80

前営業日終値 99.08

CRB商品指数 371.3848 ‐3.2199

前営業日終値 374.6047

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