ナフサ供給上の問題ない、国内で必要な量を確保と認識=木原官房長官
木原稔官房長官。首相官邸で2025年10月撮影。REUTERS/Kim Kyung-Hoon
Ami Miyazaki
[東京 14日 ロイター] - 木原稔官房長官は14日午後の会見で、中東情勢の影響で有機溶剤の原料・ナフサの調達が不安定になり、住宅設備メーカーが新規受注を停止するなどの影響が出ていることについて、現時点で供給上の問題が生じるとの報告はなく「日本全体として必要な量を確保できていると承知している」と述べた。
国内の精製の継続や、中東以外からの輸入量の倍増、有機溶剤の原料としてのトルエンやキシレンなどについては、輸出量の削減や在庫の活用を通じ、国内出荷量としては国内需要量に応じた必要量を供給することができているとした。調達済みの輸入ナフサと国内での精製ナフサによる2カ月分に加え、製品在庫は2カ月分の需要を満たすことが可能で少なくとも4カ月分を確保しているという。
一方、一部で供給の偏りや流通の目詰まりが生じているのは、サプライチェーン内の取引企業同士の認識の齟齬(そご)が要因の1つだとし、「関係事業者に対して安定供給に関する要請を実施した」と述べた。ナフサの調達問題を理由にTOTO5332.T https://apac1-apps.platform.refinitiv.com/web/apps/quotewebapi?RIC=5332.Tは13日、システムバスとユニットバスの新規受注を停止したと明らかにした。タカラスタンダード7981.T https://apac1-apps.platform.refinitiv.com/web/apps/quotewebapi?RIC=7981.TやLIXIL5938.T https://apac1-apps.platform.refinitiv.com/web/apps/quotewebapi?RIC=5938.Tも、今後一部の商品に影響が出る可能性があると公表している。





