アルミ平均価格、今年下半期は1トン約3500ドルと予想=JPモルガン
[13日 ロイター] - 米JPモルガンは13日、2026年下半期のアルミニウムの平均価格が1トン当たり約3500ドルになるとの見通しを示した。
米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した戦闘で中東からの供給が240万トン減ることが響き、26年に一次アルミは190万トンの供給不足に陥り、全体の市場規模を考慮すると不足は2000年以来の大きさになると予測した。
基本シナリオでは、今後数カ月以内にアルミのスポット価格が1トン当たり4000ドル以上に上昇する可能性があると分析。また、現物市場での供給混乱の規模を踏まえると、26年第2・四半期の平均価格は1トン当たり3800ドルになると予想した。
JPモルガンは「しかし、価格上昇に伴う需要のリスク、供給不足、そしてより広範なインフレ傾向が今年後半に定着する可能性があることを考慮すると、アルミ価格がこのような水準で推移し続けることに依然としてやや慎重な見方を維持している」とコメントした。
13日にロンドン金属取引所(LME)のアルミ価格は一時1トン当たり3578ドルと、取引時間中としては2022年3月31日以来、約4年ぶりの高値に跳ね上がった。トランプ米大統領がホルムズ海峡を通過する船舶に対する封鎖措置を発表し、湾岸地域の主要生産国からの供給減に対する懸念が再燃したことが要因だった。
26年に入ってからイラン攻撃までには、湾岸地域が世界全体の約9%のアルミを供給していた。





