米フォード、第1四半期米販売9%減 高額車敬遠される
写真はフォードのロゴ。2014年12月、ベルギー・ゲンクで撮影。REUTERS/Francois Lenoir
[2日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーターが2日発表した2026年第1・四半期の米国販売台数は、前年同期比9%減の45万7315台となった。手頃な価格への懸念から消費者が高額商品の購入を控えていることが背景にある。
車種別では、トラック販売が前年同期比11.3%、SUV(スポーツタイプ多目的車)は同7.8%それぞれ減少した。特に電気自動車(EV)は連邦税額控除の廃止が響いて同70%近く減った。
借入コストの上昇、車両価格の高騰、EV購入に対する税額控除の廃止が、全米で新車需要の足かせとなっている。また、中東紛争の長期化によるエネルギー価格高騰も市場心理を冷え込ませる要因だ。
こうした中、購入者はより安価なエントリーモデルを選んでいる。フォードの小型ピックアップトラック「マーベリック」、中型ピックアップ「レンジャー」、SUV「ブロンコスポーツ」の低価格帯モデルの販売台数は前年同期比8.4%増加した。
通常、燃料費の高騰はEVへの関心を高めるが、アナリストらは、価格の高止まりとインセンティブの縮小によりEV需要は引き続き圧迫される可能性があると指摘している。





