中国3月新築住宅価格、小幅上昇に転換 主要都市の季節的需要で
2025年3月、北京で撮影。REUTERS/Tingshu Wang
[北京 1日 ロイター] - 不動産データ分析を手がける中国指数研究院が1日公表した3月の全国100都市の新築住宅販売価格は前月比0.05%上昇した。2月の0.04%下落からプラスに転じた。主要都市における季節的な需要の回復に支えられた。
研究院は、主要都市における高品質な物件の供給増加が、3月の新築住宅販売の緩やかな回復を後押ししたと分析。
「回復傾向が4月も続くかどうかが重要になる」とした上で「主要都市でこの勢いが維持されれば、市場の期待感が高まり、年間を通じて市場が安定したパフォーマンスを維持するための強固な基盤が築かれるだろう」とした。
中古住宅価格も前月比の下落幅が縮小した。ただアナリストは、住宅購入者が中古市場へ急速にシフトしていることが、新築住宅の販売に重くのしかかる可能性があると指摘している。
フィッチ・レーティングスのアジア太平洋地域企業格付け担当ディレクター、シー・ルル氏は今週のリサーチノートで「雇用情勢の低迷、住宅在庫の過剰、その他の根本的な課題を踏まえると、市場全体のセンチメントは依然として脆弱なままだ」と述べた。激化する地政学的紛争により、回復が持続できるかどうか不確実性が高まっていると続けた。





