独経済成長、イラン戦争長期化なら0.2%に失速=IMK
写真は2025年2月、独ハンブルク港で撮影。REUTERS/Fabian Bimmer
[ベルリン 26日 ロイター] - ドイツのマクロ経済政策研究所(IMK)は26日、イラン戦争が長期化すれば、同国の経済成長は今年ほぼ停滞する可能性があるとの見方を示した。
中東の紛争が長引くか激化した場合、国内総生産(GDP)は0.2%増にとどまるとするリスクシナリオを提示。来年の成長率は1.4%と見込んだ。
同研究所は昨年12月時点では2026年の成長率を1.2%と予測していた。
デュリアン所長は「2月時点では、前向きな兆候が増えていたため26年の見通しを引き上げることも検討していた」とした上で「戦争の経済的影響が少なくとも一部でその動きを損ない、最悪の場合はドイツの脱工業化リスクを強める可能性がある」と指摘した。
メインシナリオでは、戦争が夏までに収束しエネルギー価格が落ち着くと仮定し、26年の成長率を0.9%と予測。27年は1.6%と見込む。
足元のエネルギー価格上昇は年末までに緩和し、下半期以降は公共投資や個人消費の押し上げ効果が上回るとした。
インフレ率は26年に平均2.4%、27年に1.7%へ低下すると予測。一方、リスクシナリオでは今年のインフレ率は3.1%に上昇するとしている。





