午後3時のドルは159円半ばへ小幅高、当局の対応見極めも
3月23日、午後3時のドルは前週末のニューヨーク市場終盤に比べて小幅にドル高/円安の159円半ばで推移している。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2026年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 23日 ロイター] -
午後3時のドルは前週末のニューヨーク市場終盤に比べて小幅にドル高/円安の159円半ばで推移している。主要中銀の金融政策決定会合が一巡してもドル高の基調に変化なく、イラン情勢の進展を見守りつつ、日本の政府当局者が円安けん制姿勢を強めるドル/円相場に関しては、当局の動きを見極めるタイミングとの見方が聞かれる。
ドルは朝方、159円半ばから159円前半に軟化し、三村淳財務官の発言で159円付近へとやや下振れした。ただ、連休明けで集まった実需のドル買いが押し上げ、159円半ばに上昇。実需買いが一巡すると、159円半ばでもみ合う値動きが続いた。
市場では、イラン情勢の緊迫化が引き続き警戒されており、トランプ米大統領が「48時間以内」としたホルムズ海峡開放の期限が近いことも意識されているとの声も聞かれた。
JPモルガン・チェース銀行為替調査部長の棚瀬順哉氏は、前週の日銀や欧米の金融政策決定会合を経て、相対的な金融政策見通しの観点から「むしろ円ネガティブになりつつある」と指摘する。日銀会合は「タカ派ではあるものの、円を押し上げるほどに十分とまでは言えない」とし、会合後に2円超のドル安/円高が進んだのは、それ以前に膨らんでいた円売りポジションの巻き戻しとの見方を示す。
21日公表の米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉報告によると、投機筋のポジション動向を映すとされるIMM通貨先物非商業部門の取り組み状況が、日銀会合直前の17日時点で6万7780枚の円売り越しと、その前の週の4万1387枚から大幅に売り越しが拡大していた。
棚瀬氏は、原油価格上昇や金融・財政政策への影響などの観点から円安リスクが高まる中、ドル160円超えでの「当局の対応の有無によって(円)売り安心感が生じる可能性もあり、見極めのタイミング」と話している。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.55/159.59 1.1533/1.1536 184.05/184.06
午前9時現在 159.14/159.19 1.1561/1.1563 184.02/184.03
NY午後5時 159.22/159.24 1.1570/1.1572 184.21/184.26
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