午後3時のドルは155円前半へ上昇、米景気が堅調で買い戻し
2月19日、午後3時のドルは前日ニューヨーク市場終盤からドル高/円安の155円前半で推移している。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2026年 ロイター/Murad Sezer)
Atsuko Aoyama
[東京 19日 ロイター] -
午後3時のドルは前日ニューヨーク市場終盤からドル高/円安の155円前半で推移している。米国の指標で景気の堅調さが確認されたことや米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨での利上げ言及で買い戻しが進んだ。ただし、衆院選後の下落局面の半値戻しに当たる水準近辺で上昇がいったん一服した。
前日海外時間に1円以上上昇したドルは朝方、154円後半でのもみ合いが続いていたものの、午前中に1週間ぶりとなる155円台に上昇。押し戻されて155円ちょうど付近でもみ合った後、正午前後で155円前半に上げ幅を拡大した。衆院選後の高値からの下げ幅の半値戻しに当たる水準近辺でいったん上げ一服となっている。
衆院選後はドル/円ロングのポジションを整理した上で、ショートで構築したポジションも「かなり入っていた」(国内銀行のストラテジスト)とみられており、その巻き戻しの動きが前日からのドル/円上昇の背景として指摘されている。
前日の堅調な米指標がドル買い材料となったとの見方があるほか、米FOMC議事要旨で一部参加者が将来の利上げ転換の可能性に触れたのは「衝撃で、想定より早く155円に到達した」(SBIFXトレードの上田真理人取締役)との声が聞かれた。
前日ドル/円上昇のきっかけとしてほかに指摘されたのが高市早苗首相の会見で、「責任ある積極財政と言いつつ、放漫財政にならないよう財政がコントロールできるかが懸念」(SBIFXトレードの上田氏)との声がある。
ただし、円債市場の金利上昇が一服していることもあり、高市政権の財政拡大に伴うインフレ懸念から金利上昇・円売りだった「衆院選前の状況から変わってきている」(前述の国内銀ストラテジスト)との見方も聞かれる。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 155.29/155.32 1.1791/1.1793 183.11/183.17
午前9時現在 154.67/154.70 1.1785/1.1792 182.36/182.37
NY午後5時 154.82/154.85 1.1782/1.1785 182.41/182.45





