豊田織TOB、12日の期限を延長 3月2日まで
Maki Shiraki
[東京 12日 ロイター] - 豊田自動織機の株式公開買い付け(TOB)を実施中のトヨタグループは12日、この日期限を迎えるTOBを3月2日まで延長した。買い付けのために設立した特別目的会社トヨタアセット準備が、関東財務局に届出書を提出した。買い付け価格は1株1万8800円から変更していない。
豊田織の株式を7.14%まで買い進めた米投資ファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントをはじめ、一部の株主からTOB価格が低すぎるなどと批判が出ており、応募株数が買い付け予定の下限に達するかどうかが注目されていた。
トヨタグループは下限を議決権比率の42.01%に設定しているが、12日午後1時時点での応募株数の割合は33.10%にとどまっている。
トヨタグループは昨年6月に豊田織の非公開化とTOBを発表した。豊田織の株価がもともとの買い付け価格1万6300円を上回って推移する中、今年1月14日に1万8800円へ引き上げた上で、翌15日にTOBを開始した。足元の株価は引き上げ後の価格を上回っている。
TOBはグループ15社が出資するトヨタ不動産、トヨタ自動車、トヨタ自の豊田章男会長の3者が出資して設立する持ち株会社が、特別目的会社を通じて実施している。買い付け総額は5兆4000億円。豊田織はTOBに賛同し、株主に応募を推奨している。





