アリババAIモデル、アクセス集中で販促クーポン発行を一時停止
写真はアリババ・グループと「通義千問(Qwen)」のロゴ。2025 年 1 月に撮影。REUTERS/Dado Ruvic
Eduardo Baptista
[北京 9日 ロイター] - 中国の電子商取引(EC)大手アリババ・グループの対話型AI(人工知能)モデル「通義千問(Qwen)」が、6日に始めたばかりのクーポン発行が顧客からのアクセス集中で技術的トラブルに見舞われ、一時停止に追い込まれた。
クーポン発行は、Qwenの利用者数増加に向け、春節(旧正月)期間中に30億元(約670億円)を投じるキャンペーンの一環だった。クーポンは買い物に使うことができ、アマゾンは有効期限を2月28日までと説明している。
アリババはQwenをワンストップショッピングのツールとして位置付け、利用者がQwenから他のアプリに直接アクセスし、決済を完了できることを定着させようとしている。しかし、同社がエージェント型AI戦略と呼ぶQwenの展開は、クーポン配布開始当初に起きた技術的トラブルで出鼻をくじかれた。
アリババは、キャンペーン開始後の9時間に1000万件の注文があったと説明。8日に公式の新浪微博(ウェイボ)で、システム負荷が過大な状態になったためQwenを休ませたいと利用者に要請した。
Qwenの技術的トラブルは、9日夜には解消されたもよう。





