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「ザラ」親会社、11月売上高10.6%増 8─10月も好調

2025年12月03日(水)17時11分

2022年4月7日、スペインのマドリードで撮影。REUTERS/Juan Medina/File Photo

Helen Reid

[ロンドン 3日 ロイター] - ファストファッションブランド「ザラ」を展開するスペインのアパレル大手インディテックスは3日、11月の売上高が為替変動の影響を除くベースで前年同月比10.6%増と、アナリスト予想を上回ったことを明らかにした。

ブラックフライデー商戦が好調だったことが浮き彫りとなった。

第3・四半期(8─10月)の売上高は、為替変動の影響を除くベースで、8.4%増の98億ユーロ(約114億1000万ドル)。LSEGがまとめた市場予想の96億9000万ユーロを上回った。

バーンスタインのアナリスト、ウィリアム・ウッズ氏は、売上高の約20%を占める本国スペインの好調な経済が追い風になっている可能性があると指摘した。

10月は欧州の多くの地域で異例の暖かさを記録し、ジャケットやコートなど、高価格帯の秋冬物の販売を圧迫する要因となったが、同社の8─10月の増収率は高水準だった。

ロイター
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