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NY市場サマリー(24日)ドル対円では上昇、株上昇・利回り低下 

2025年11月25日(火)06時50分

<為替> 米ドルが主要通貨に対して下落した。米連邦準備理事会(FRB)高官によるハト派的な発言を受けて12月の利下げ観測が強まり、ドルの上値を抑えた。一方、ドル/円に対しては上昇し、日本の当局による円買い介入の可能性を警戒する動きが続いている。    ドル/円は0.2%高の156.755円。先週には10カ月ぶり高値157.90円を付けていた。円は緩和的な財政政策と世界最低水準の金利を背景に下落基調が続いており、当局が介入に踏み切るかどうかが焦点となっている。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが低下した。米連邦準備理事会(FRB)が来月の会合で追加利下げを決定するか不透明感がなお強い中、市場ではFRB当局者の金融政策を巡る発言を消化する動きが続いている。終盤の取引で、10年債利回りは約2.5ベーシスポイント(bp)低下の4.038%。2年債利回りはやや低下の3.508%。    

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 上昇して取引を終えた。12月の利下げ観測が高まり、ハイテク株の割高なバリュエーションを巡る懸念が和らいだ。    人工知能(AI)関連のモメンタム株「マグニフィセント・セブン(超大型ハイテク銘柄)」が買われ、ハイテク株中心のナスダック総合が主要指数の上げを主導した。    6週間にわたる政府機関閉鎖が終了し、遅れて発表された一連の経済指標は、インフレ率の高止まりとともに労働市場の低迷を示唆しており、米連邦準備理事会(FRB)が12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で今年3回目かつ最後の利下げを実施するとの投資家の楽観的な見方が強まっている。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 年内の米追加利下げ観測などを背景に、続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前週末比14.70ドル(0.36%)高の1オンス=4094.20ドル。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ウクライナ和平交渉の行方が注視される中、米早期追加利下げ期待を背景に買われ、反発した。中心限月に繰り上がった米国産標準油種WTIの1月物の清算値(終値に相当)は、前週末比0.78ドル(1.34%)高の1バレル=58.84ドル。2月物は0.78ドル高の58.59ドルだった。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY午後4時 156.83/156.

84

始値 156.82

高値 157.18

安値 156.72

ユーロ/ドル NY午後4時 1.1522/1.15

23

始値 1.1545

高値 1.1550

安値 1.1512

米東部時間

30年債(指標銘柄) 16時39分 99*06.5 4.6746

0 %

前営業日終値 98*18.0 4.7150

0 %

10年債(指標銘柄) 16時34分 99*24.0 4.0306

0 %

前営業日終値 99*15.5 4.0630

0 %

5年債(指標銘柄) 16時25分 100*03. 3.6002

50 %

前営業日終値 100*01. 3.6180

00 %

2年債(指標銘柄) 16時38分 100*00. 3.4990

00 %

前営業日終値 99*31.1 3.5140

3 %

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 46448.27 +202.86 +0.44

前営業日終値 46245.41

ナスダック総合 22872.01 +598.92 +2.69

前営業日終値 22273.08

S&P総合500種 6705.12 +102.13 +1.55

前営業日終値 6602.99

COMEX金 12月限 4094.2 +14.7

前営業日終値 4079.5

COMEX銀 12月限 5032.6 +41.3

前営業日終値 4991.3

北海ブレント 1月限 63.37 +0.81

前営業日終値 62.56

米WTI先物 1月限 58.84 +0.78

前営業日終値 58.06

CRB商品指数 295.9844 +0.3995

前営業日終値 295.5849

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