日経平均5万円回復、米エヌビディア決算を好感 金利上昇は上値抑制
都内の株価ボード。2024年8月撮影。REUTERS/Willy Kurniawan
Noriyuki Hirata
[東京 20日 ロイター] - 20日の東京市場で日経平均は前日比で一時2000円超高となり、節目の5万円を回復した。米エヌビディア株が決算後の時間外取引で5%高となる中、AI(人工知能)相場の過熱感への警戒から売られていた関連株を買い戻す動きが強まって上昇に弾みがついた。
一方、一巡後は伸び悩みもみられる。財政悪化懸念などを背景に長期金利は1.8%に一時上昇しており、株価の上値を抑制しているとみられている。
エヌビディア決算後の株高を受けて市場では「エコシステム(生態系)の強さが確認できた。イベントを順調にクリアしたとみていい」(岩井コスモ証券の斉藤和嘉シニアアナリスト)との受け止めが聞かれる。
日経平均は、エヌビディア決算への警戒感から前日までの4日続落で3000円近く下落していただけに「下落が目立った銘柄を中心に買い戻されている」(野村証券の沢田麻希投資情報部ストラテジスト)という。
エヌビディア株は時間外取引で約5%上昇し、国内のAI関連と目される銘柄群にも好感する動きが波及。アドバンテストが10%高、ソフトバンクグループと東京エレクトロンが6%高と、指数寄与度の高い銘柄を中心に買い戻す動きが目立っている。
米国での早期利下げへの期待後退や政府の円安容認との受け止めからドル/円は157円台に前日の大引け時点から1円以上上昇しており、輸出関連株もしっかりとなっている。
東証33業種では、値上がりは非鉄金属や電気機器、機械など31業種、値下がりは電気・ガスと保険の2業種となっている。
一方、買い戻し一巡後は、伸び悩みも見られる。長期金利は、財政悪化懸念などを背景に2008年以来となる1.8%に一時上昇しており、株価の逆風になり得る。
ドル/円の急ピッチな上昇や金利の上昇は「3連休を控える中で、為替介入や日銀による早期利上げを誘う材料になりかねないとの警戒感が、株価の上値を抑制しているようだ」(大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト)との見方が聞かれる。
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