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米ディズニー、第4四半期売上高は予想に届かず 26年9月期の増益見込む

2025年11月14日(金)02時21分

2021年8月9日、米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが13日発表した2025年7─9月期(第4・四半期)決算は売上高が225億ドルと前年同期からほぼ横ばいだった。REUTERS/Joe Skipper/File Photo

[ロサンゼルス 13日 ロイター] - 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが13日発表した2025年7─9月期(第4・四半期)決算は売上高が225億ドルと前年同期からほぼ横ばいで、市場予想の227億5000万ドルを下回った。調整後1株当たり利益(EPS)は3%減の1.11ドルで、LSEGがまとめた平均予想を0.06ドル上回った。テーマパークとストリーミング(動画配信)事業は堅調だった一方、ケーブルテレビ部門が不振だった。

26年9月期の調整後1株当たり利益(EPS)は前期から2桁の伸び率と予想。27年9月期も2桁の増加率を見込んだ。26年9月期は1株当たりの配当を従来の1.00ドルから1.50ドルに引き上げるとともに、自社株買いを70億ドルと25年9月期の2倍の規模にする方針。

エンターテインメント部門の営業利益は前年同期比35%減の6億9100万ドル。今年の映画作品が昨年のヒットには及ばなかった。従来型のテレビ部門は21%減の3億9100万ドル、ストリーミング事業は39%増の3億5200万ドル。テーマパークを含むエクスペリエンス部門の営業利益は13%増の18億7800万ドル。

動画配信サービス「ディズニープラス」と「Hulu(フールー)」の契約者数は1250万人増え、計1億9600万人に達した。

22年にディズニーに復帰したボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)はコスト削減策を推進。アイガー氏との契約は26年末までで、ディズニーは来年初めにも後継者を指名する方針だ。

ロイター
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