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ボーイング、セントルイス工場のスト終結目指し新提案

2025年11月11日(火)08時43分

写真はボーイングのロゴ。6月20日、パリ郊外ルブルジェ空港で代表撮影。REUTERS

Dan Catchpole

[10日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは10日、戦闘機などを製造する中西部ミズーリ州セントルイスの工場で3カ月以上ストライキを継続中の労働者3200人以上を代表する国際機械工・航空宇宙労働組合(IAM)に対し、新たな契約提案を示した。今回の提案はストライキの終結を目指し、契約批准ボーナスの増額やその他の修正が盛り込まれている。

ボーイングは今回の修正案で批准ボーナスを約3000ドルから6000ドルに倍増する一方で、5年間で24%の賃上げ案は維持している。

ボーイングの防衛部門責任者スティーブ・パーカー氏は労働者に宛てた書簡で、新契約により平均基本給を約7万5000ドルから10万9000ドルに引き上げると述べた。既に常勤の代替要員を雇用し、一部の部門で人員が完全にそろっているとしたが、労働者全員が契約すれば職場に復帰して、誰も職を失わないと約束した。労働者は12日に新契約の提案について投票する予定だという。IAMはロイターのコメント要請にすぐに返答しなかった。

ロイター
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