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米EVリビアンCEOにも巨額報酬、最大46億ドルでマスク氏と同方式

2025年11月10日(月)10時50分

リヴィアンのスカリンジCEO。2024年6月、米イリノイ州ノーマルで撮影(2025年 /ジョエル・エンジェル・フアレス)

Abhirup Roy Akash Sriram Ross Kerber

[7日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブは7日、RJ・スカリンジ最高経営責任者(CEO)に対して、今後10年間にわたり最大46億ドルの報酬を支払う計画を取締役会が承認したことを発表した。これは米EV大手テスラがイーロン・マスクCEOに提供した記録的な報酬パッケージと同様に、新たな利益目標と、以前の契約よりも低い株価目標に連動する。

この動きは、マスク氏に対するテスラの報酬計画が、急成長を目指す企業にとってのモデルとなり得ることを示している。スカリンジ氏への報酬パッケージは、達成する業績目標によっては史上最高額になる可能性がある。

達成が困難だと取締役会が予想した従来の計画に代わるもので、新計画では株式の成長目標が引き下げられている。

テスラ株主は6日、マスク氏に対して10年間にわたる業績と評価額目標を組み合わせた過去最高の1兆ドルの報酬パッケージを承認した。取締役会はこの計画が可決されなければマスク氏は辞任する可能性があると表明していた。

リビアンの新計画ではスカリンジ氏には同社クラスA株を前回付与分よりも約1600万株増の最大3650万株を購入するオプションが付与される。行使価格は1株当たり15.22ドル。同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになった。

この報酬は、リビアンが今後10年間で1株当たり40─140ドルの範囲に引き下げられた株価目標を達成し、さらに向こう7年間で新たな営業利益およびキャッシュフロー目標を達成した場合に支払われる。

ロイターの試算によると、リビアンが報酬パッケージで定められた全ての目標を達成した場合、スカリンジ氏はオプション行使費用を含め最大46億ドルを獲得する見込み。

リビアン取締役会はまた、スカリンジ氏の基本給を外部コンサルタントの助言に基づき、報酬と株主還元のバランスをより適切にするために200万ドルに倍増した。

ロイター
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