ニュース速報
ビジネス

中国、成長促進へ政策余地「非常に大きい」=人民銀顧問

2025年03月26日(水)15時45分

 3月26日、中国人民銀行(中央銀行)の政策顧問で北京大学教授の黄益平氏(写真)は、今年の中国経済を刺激するための政策的な余地は大きいと指摘する一方、消費を押し上げるためには改革の実行が必要との見方を示した。写真は2017年11月、北京で撮影。財新伝媒提供(2025年 ロイター)

Kevin Yao

[博鰲(中国) 26日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の政策顧問で北京大学教授の黄益平氏は26日、今年の中国経済を刺激するための政策的な余地は大きいと指摘する一方、消費を押し上げるためには改革の実行が必要との見方を示した。

中国政府は今年の経済成長率目標を5%前後に設定、年間財政赤字の増加を含む新たな財政措置を発表した。人民銀行は、適切な時期に金利を引き下げ、経済により多くの資金を投入することを約束している。

黄氏は中国・海南省で開催されている博鰲フォーラムの合間、ロイターに対し「マクロ政策にはまだ非常に大きな余地がある」と語った。

政府当局が最近発表した措置に加えて、国民の所得および信頼感を高めるための改革が、消費を押し上げるためには必要になると述べた。

黄氏はフォーラムで、多くのアジア経済に恩恵をもたらしてきたグローバリゼーションが逆転する可能性があると指摘。「東アジアや中国など、過去半世紀以上で最も成功した経済の多くは全てグローバリゼーションの恩恵を受けているが、逆転するリスクも確かにある」とした。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人

ビジネス

NY外為市場=ドル横ばい、米CPI受け 円は週間で

ビジネス

米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 3
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 9
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 10
    毛沢東への回帰? それとも進化? 終身支配へ突き…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中