ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=続落、ダウ154ドル安 インフレ指標発表控え

2024年12月11日(水)06時42分

米国株式市場は主要3指数が続落して取引を終えた。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

Sinéad Carew Purvi Agarwal

[10日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数が続落して取引を終えた。来週の連邦準備理事会(FRB)の金利決定に影響を与える可能性のある重要なインフレ指標の発表を控え、慎重ムードが広がった。

S&P総合500種の主要11セクターでは情報技術の下げが目立った。四半期決算が市場予想を下回ったソフトウエア大手オラクルが大きく下げ、同セクターを圧迫した。

中国が9日に独占禁止法違反の疑いでエヌビディアを調査すると発表したことで、半導体株も売られた。

一方、新しいチップを発表したグーグルの親会社アルファベットは買われ、通信サービスセクターを押し上げた。

エドワード・ジョーンズの投資戦略責任者、モナ・マハジャン氏は「今週の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)発表を控え、市場では少し様子見ムードが漂っている」と指摘した。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 44247.83 -154.10 -0.35 44291.57 44470.84 44186.66

前営業日終値 44401.93

ナスダック総合 19687.24 -49.45 -0.25 19796.39 19887.08 19641.34

前営業日終値 19736.69

S&P総合500種 6034.91 -17.94 -0.30 6057.59 6065.40 6029.89

前営業日終値 6052.85

ダウ輸送株20種 16939.94 +123.29 +0.73

ダウ公共株15種 1010.83 -8.52 -0.84

フィラデルフィア半導体 4894.70 -124.14 -2.47

VIX指数 14.18 -0.01 -0.07

S&P一般消費財 1890.55 +2.67 +0.14

S&P素材 570.29 -5.38 -0.93

S&P工業 1172.15 -2.62 -0.22

S&P主要消費財 893.85 +4.41 +0.50

S&P金融 824.20 -0.87 -0.11

S&P不動産 269.98 -4.48 -1.63

S&Pエネルギー 685.43 -4.31 -0.62

S&Pヘルスケア 1674.61 -7.75 -0.46

S&P通信サービス 348.06 +8.85 +2.61

S&P情報技術 4631.14 -58.88 -1.26

S&P公益事業 394.16 -3.27 -0.82

NYSE出来高 10.18億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 39320 - 80 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 39320 - 80 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米国民の約半数、巨額の貿易赤字を「緊急事態」と認識

ワールド

韓国裁判所、旧統一教会・韓被告の一時釈放認める 健

ビジネス

テスラの中国製EV販売、10月は前年比-9.9% 

ワールド

赤沢経産相、中国に強い懸念と適切な対応要請=ネクス
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつかない現象を軍も警戒
  • 3
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に「非常識すぎる」要求...CAが取った行動が話題に
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 9
    「白人に見えない」と言われ続けた白人女性...外見と…
  • 10
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中