ニュース速報
ビジネス

英中銀、段階的な利下げ方針維持 インフレ低下定着=総裁

2024年12月04日(水)19時48分

イングランド銀行(英中銀)のベイリー総裁(写真)はインフレ率低下のプロセスは定着していると述べ、今後1年で段階的に利下げする可能性が高いとの見解を改めて表明した。11月の代表撮影。(2024年 ロイター)

[ロンドン 4日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のベイリー総裁はインフレ率低下のプロセスは定着していると述べ、今後1年で段階的に利下げする可能性が高いとの見解を改めて表明した。4日に発表されたインタビューで述べた。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のグローバル・ボードルーム・イベントで、「こうしたディスインフレのプロセスは今やしっかりと定着している」との認識を示した。

「インフレ率は夏に目標まで下がったが、(英中銀は)再び目標を少し上回る水準に戻る公算が大きいと述べてきたため、まだ道のりは残されている」と語った。

英中銀は来年4回の利下げを予想しているとベイリー氏が述べたとFT紙が報じたことを受けて、ポンドは対ドルで下落した。ベイリー氏はインタビューで、市場がすでに4回の利下げを織り込んでおり、それを中銀が最新の経済予測に反映させたと説明した。

企業は来年4回の利下げを想定すべきかとの質問に対し、ベイリー氏は「われわれは常に市場金利の見通しに基づいて発表内容を調整している。従ってそれが事実上市場の見方だった。われわれは報告書で『段階的』という言葉を強調した」と述べた。

米国の次期トランプ政権が保護主義政策を強め、関税を引き上げた場合のインフレへの影響を予測することは「まったく簡単ではない」と指摘した。

こうした通商政策により貿易価格は動くが、他国の反応や為替レートの反応に左右されるため、インフレへの影響を予測するのは「決して容易ではない」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:インドへの高級ブランド進出、実店舗スペー

ビジネス

米地裁、FRB議長の召喚状差し止めの判断維持 検察

ワールド

イラン上空で米戦闘機撃墜、乗員1人を救助 対イラン

ビジネス

米3月雇用者数17.8万人増、過去15カ月で最多 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 2
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 3
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 4
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 8
    中国は「アカデミズムの支配」を狙っている? 学術誌…
  • 9
    60年前に根絶した「肉食バエ」が再びアメリカに迫る.…
  • 10
    『ナイト・エージェント』主演ガブリエル・バッソが…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中