ニュース速報
ビジネス

NY外為市場=円続伸、政府関係者の発言受け

2024年07月24日(水)06時13分

ニューヨーク外為市場では、円が対ドルで2日連続続伸した。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、円が対ドルで2日連続続伸した。金融政策の正常化を巡る日本政府関係者の発言が後押しとなり、日銀による追加利上げへの圧力が高まった。

自民党の茂木敏充幹事長は、日銀は「段階的な利上げの検討も含めて、金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と述べた。

日銀金融政策決定会合は来週30─31日に開かれる予定。

取引終盤、ドル/円は0.9%安の155.625円。先週18日には、円は1ドル=155.375円と5週間ぶりの高値を付けた。

マネーコープの北米ストラクチャード商品部門責任者、ユージン・エプスタイン氏は、市場は明らかに日銀会合の決定に備えており、米連邦準備理事会(FRB)の会合も近づいているが、今のところ具体的なニュースはないと指摘。「あるとすればドル買い・円売りポジションのスクイーズが続いていることだろう」と述べた。

午後の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.1%高の104.45。取引序盤では2週間ぶりの高値を付ける場面もあった。

全米リアルター協会(NAR)が23日に発表した6月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比5.4%減の389万戸だった。昨年12月以来の低水準で、ロイターがまとめた市場予想400万戸を下回った。

データ公表後、ドルの反応は限定的だった。

他の通貨では、ユーロは対ドルで0.4%安の1.0851ドル。取引序盤には、2週間ぶりの安値まで下落する場面もあった。

ポンドは対ドルで0.2%安の1.2903ドルとなった。

豪ドルは対ドルで0.6612米ドルと3週間ぶりの安値を付けた。ニュージーランドドルは0.5951米ドルと、5月上旬以来の安値を付けた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは、3.2%安の6万5985ドル。イーサも0.3%安の3479ドルとなった。

ドル/円 NY終値 155.58/155.61

始値 156.04

高値 156.26

安値 155.57

ユーロ/ドル NY終値 1.0851/1.0855

始値 1.0859

高値 1.0868

安値 1.0845

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=続伸、対欧関税撤回や堅調な指標受け

ワールド

ウィットコフ米特使がモスクワ到着、プーチン氏と会談

ワールド

中国のベネズエラ産原油購入、公正な価格で=米当局者

ビジネス

米11月PCE価格指数2.8%上昇、伸び加速
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレアアース規制で資金が流れ込む3社とは?
  • 3
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている「とてつもなく巨大な」生物...その正体は?
  • 4
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 5
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    ノーベル賞に選ばれなかったからグリーンランドを奪…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中