ニュース速報
ビジネス
景気動向一致指数、3月は前月比2.4ポイント改善 生産増で=内閣府
2024年05月09日(木)14時23分
5月9日、内閣府が公表した3月の景気動向指数速報(2020年=100)は、指標となる一致指数が前月比2.4ポイント上昇の113.9となり、3カ月ぶりにプラスに転じた。都内で2月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)
Yoshifumi Takemoto
[東京 9日 ロイター] - 内閣府が9日公表した3月の景気動向指数速報(2020年=100)は、指標となる一致指数が前月比2.4ポイント上昇の113.9となり、3カ月ぶりにプラスに転じた。鉱工業生産指数や耐久消費財出荷指数、有効求人倍率などが指数を押し上げた。
先行指数は前月比0.7ポイント低下の111.4となり2カ月ぶりのマイナス。鉱工業用生産財在庫率指数や最終需要財在庫率指数、新設住宅着工床面積などが指数を押し下げた。
一致指数から内閣府が決める基調判断は、「下方への局面変化を示している」とし、前月の表現を据え置いた。