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ブラックストーン、インドに年間20億ドル投資へ=幹部

2024年04月04日(木)10時53分

 4月3日、プライベートエクイティ(PE)世界最大手、米ブラックストーンのアジアPE部門を率いるアミット・ディクシット氏は、今後5年にわたりインドに少なくとも年間20億ドルを投資する方針を示した。昨年1月、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Jeenah Moon)

M. Sriram

[ムンバイ 3日 ロイター] - プライベートエクイティ(PE)世界最大手、米ブラックストーンのアジアPE部門を率いるアミット・ディクシット氏は、今後5年にわたりインドに少なくとも年間20億ドルを投資する方針を示した。同国の急成長する経済と活況を呈する資本市場を理由に挙げた。

ブラックストーンにとってインドは最上位市場の1つで、株式投資額では3番目に大きく現在300億ドルを保有している。

同社はヘルスケア、金融サービス、エネルギー転換などの分野の企業をターゲットに今後合計170億ドルを投じる計画。投資先企業は75億ドルを生み出すと見込んでいるが、ディクシット氏はその時期には言及しなかった。

インドの株式は記録的な高値で推移しており、アジアの他の地域よりも新規株式公開(IPO)が増加する見通しだ。

ロイターは、ブラックストーンが今年少なくとも2社を数十億ドル規模の評価額で上場させる計画を報じている。

ロイター
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