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米上院2議員、テスラにリコール要求 ロイター報道受け

2023年12月28日(木)11時43分

 12月27日、米上院議員2人は米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に送った書簡で、安全面にリスクがあるステアリングやサスペンションの部品を「迅速に」リコール(回収・無償修理)するよう要求した。写真はテスラのロゴ。北京で5月撮影(2023 ロイター/Thomas Peter)

Steve Stecklow

[27日 ロイター] - 米上院議員2人は米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に送った書簡で、安全面にリスクがあるステアリングやサスペンションの部品を「迅速に」リコール(回収・無償修理)するよう要求した。

ロイターは20日、テスラが部品の欠陥を認識しながら、不具合が頻発する責任を運転者に転嫁してきたと報道。今回の書簡では報道について「由々しき」ものだと言及している。

書簡を送ったのは、コネティカット州のブルメンソール、マサチューセッツ州のマーキー両上院議員。書簡では「テスラが基準を下回る車両の品質に対する責任を購入者に転嫁しようとするだけでなく、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に同様の間違った主張を伝えることは受け入れられない」と強調した。

ロイターの記事配信後、テスラはX(旧ツイッター)で、「テスラは長い間欠陥があると認識していた部品の故障をドライバーのせいにした」との見出しは「ひどい誤解を招く」と反論。「不完全で明らかに誤情報に満ちている」と非難していた。

ロイター
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