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メキシコ湾の洋上風力発電、米政府の開発権入札は低調

米内務省の海洋エネルギー管理局(BOEM)は29日、バイデン政権としてメキシコ湾で初となる洋上風力発電のリース権入札について、1海域が560万ドルで落札されたと発表した。写真は2013年10月、アラバマ州ドーフィン島沖で撮影(2023年 ロイター/Steve Nesius)
Nichola Groom
[29日 ロイター] - 米内務省の海洋エネルギー管理局(BOEM)は29日、バイデン政権としてメキシコ湾で初となる洋上風力発電のリース権入札について、1海域が560万ドルで落札されたと発表した。
ドイツのRWE が4万1472ヘクタールの権利を落札したが、連邦政府の洋上風力発電リース権入札の落札額としてはオバマ政権以降最低だった。
バイデン政権で行われた4回の入札の中でも最も低調な結果となった。
PAコンサルティングのパートナーで洋上風力発電会社のアドバイザーを務めるアロン・カーメル氏は、3海域中2つが売れ残り、落札価格がこれほど低いということは景気悪化を示していると指摘した。