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米上院民主党トップ、預金保険の上限引き上げ検討を支持

3月22日、米上院民主党トップのシューマー院内総務(写真)は、連邦預金保険公社(FDIC)による預金保険の適用上限を1口座当たり25万ドルから引き上げる案を検討する必要があると述べた。米議会で2022年3月撮影(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 22日 ロイター] - 米上院民主党トップのシューマー院内総務は22日、連邦預金保険公社(FDIC)による預金保険の適用上限を1口座当たり25万ドルから引き上げる案を検討する必要があると述べた。ただ、この措置に伴うコストは銀行が負担すべきとの見解を示した。
上限引き上げは「重大な提案で、慎重に検討すべきだ」と記者団に述べた。「小規模銀行の強化につながり、預金者が規模の大きい銀行に預金することを防ぐ点で重要だ」とした。
ただ、モラルハザードを招き「長期的に米経済に重大な影響を与える」リスクもあると指摘。「簡単な問題ではないため、慎重な検討が必要になる」と語った。