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豪消費者信頼感指数、5月は6カ月連続で低下 インフレが圧迫

2022年05月11日(水)10時47分

ウエストパック銀行とメルボルン研究所が11日発表した5月のオーストラリア消費者信頼感指数は90.4で6カ月連続で低下し、21カ月ぶりの低水準となった。写真は、シドニー市内のスーパーの店頭の様子。2020年6月16日に撮影。(2022年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 11日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が11日発表した5月のオーストラリア消費者信頼感指数は90.4で6カ月連続で低下し、21カ月ぶりの低水準となった。インフレ高進や金利上昇が家計と消費意欲を圧迫した。

前月比では5.6%低下、前年比では20.1%低下。今回の指数は悲観的な見方が楽観を大幅に上回ったことを示す。4月は前月比で0.9%の低下だった。

今後1年間の家計見通しを示す指数は11.2%の急低下を示した。

1年前と比べた家計状況を示す指数は0.3%上昇。4月は急低下していた。

小売業者にとって不吉な兆候としては、主要な家庭用品を購入するのに良い時期かどうかを示す指数がさらに5.7%低下。前年比では24%の急低下となった。

経済見通しを示す指数は今後1年間が5.8%低下、今後5年間が4.1%低下と、消費者の将来に対する見方は同様に厳しいものとなった。

ロイター
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