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スペイン第3四半期GDP、速報値は前期比+2% 予想下回る

2021年11月01日(月)11時58分

スペイン統計局(INE)が29日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比2%増、前年比では2.7%増だった。資料写真、同国南部ロンダ、9月撮影(2021年 ロイター/Jon Nazca)

[マドリード 29日 ロイター] - スペイン統計局(INE)が29日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比2%増、前年比では2.7%増だった。

ロイターのエコノミスト調査による予想は、前期比が2.7%増、前年比では3.5%増だった。

第2・四半期の弱い数字に続く予想割れとなり、インフレ加速懸念も高まる中で、景気回復の前途に対する懸念が高まった。

特に民間消費は1年余り続いた消費低迷に伴う節約志向が残り、前期比0.5%減少した。

接客や小売りは今夏に大きく伸びたものの、不動産、金融サービスなどの主要産業の伸びが鈍化した。

コンサルタント会社オックスフォード・エコノミクス欧州経済部門トップのアンヘル・タラベラ氏はツイッターで、伸び率に「大いに失望した」と投稿し、今後修正が予想されるとの見方を示した。

ロイター
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