ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは103円後半、4営業日ぶりに104円割り込む

2020年11月27日(金)15時29分

午後3時のドル/円は、前日東京市場午後5時時点(日銀集計値)に比べ、ドル安/円高の103円後半。写真は米ドル紙幣、5月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 27日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 103.93/95 1.1925/29 123.95/99

午前9時現在 104.25/27 1.1908/12 124.16/20

前日午後5時 104.32/33 1.1926/27 124.41/45  

午後3時のドル/円は、前日東京市場午後5時時点(日銀集計値)に比べ、ドル安/円高の103円後半。国内勢によるドル売りや米長期金利の低下、クロス円の下落等を受けて、ドルは4営業日ぶりに104円を割り込んだ。

ドルは朝方の取引で高値104.27円を付けた後、じわじわと売られた。月末を控えた輸出企業によるドル売りが目立ったほか、米連邦準備理事会(FRB)の超低金利政策が長引くとの見通しを背景に米長期金利が低下し、ドル/円の上値を抑えた。

市場では、過去10年の実績で感謝祭の週にドル/円が上昇する傾向があるとの認識が広がり、感謝祭週の「ドル高アノマリー」として意識されていた。

しかし、ドルは24日に高値104.76円を付けた後は弱含みとなり、今年はアノマリーが不発となった。「短期筋のショートカバーを原動力にドルは週前半に104円台後半まで上昇したが、上昇はだましだった可能性がある。ショートカバーが一巡すると103円台後半と元の姿に戻った」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

クロス円が軟調だったことも、ドル/円の足をひっぱった。

豪ドルは、中国がオーストラリア産ワインに暫定的な反ダンピング措置を発動すると発表したことを受け小幅に下落したが、その後はやや持ち直している。

豪ドル/円は現在76.65円付近。午前11時過ぎに一時76.51円付近まで下落した。早朝の高値は76.72円だった。

英ポンド/円は138円後半と、昨日から約1円安の水準での取引となった。

英国と欧州連合(EU)の貿易交渉を巡り、EUのバルニエ首席交渉官は27日に一部加盟国の漁業担当相と協議することが、EU当局者の話で分かった。

市場参加者によると、バルニエ氏は、ほとんど進展が見られないと警告する公算が大きいとされ、警戒感が広がっている。

26日に急落したビットコインは、午後3時の取引で1万7250ドル付近と、昨日終値からは約100ドル高になっている。ビットコインは25日に1万9490ドルと2017年12月に付けた最高値(1万9666ドル)に迫っていた。

市場では「史上最高値の更新が目前に迫り利益確定売りが一気に強まったようだが、株も含めて他のリスク資産に売りが波及する可能性には注意が必要だ」(トレーダー)という。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イランは大陸間弾道ミサイル開発を試みている=ルビオ

ワールド

北朝鮮の金総書記、米朝関係は米国の態度次第 韓国と

ワールド

米、イランが核計画の再構築を試みている証拠を確認=

ワールド

原油パイプライン停止はウクライナのせい=ハンガリー
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違憲とした「単純な理由」
  • 3
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された「恐怖の瞬間」映像が話題に
  • 4
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 5
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 6
    2月末に西の空で起こる珍しい天体現象とは? 「チャ…
  • 7
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 8
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中