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正午のドルは110円前半、明日の米中関税賦課にらみ膠着気味

2018年07月05日(木)12時23分

 7月5日、正午のドル/円は、前日東京市場午後5時時点とほぼ同水準の110.41/43円。写真はエジプトの首都カイロで昨年3月撮影(2018年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

[東京 5日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日東京市場午後5時時点とほぼ同水準の110.41/43円。

五・十日にあたるこの日は、仲値前に110.61円と午前の高値をつけた後、売り物に押され110.29円まで下落した。その後は110.40円付近で膠着気味となった。

市場参加者は、明日に迫った米中双方による340億ドルの輸入品に対する25%の関税賦課を見届けるべく、取引を手控え気味で、閑散相場となった。

オフショア人民元は6.6478元付近で前日終盤とほぼ同水準。軟調な上海株<.SSEC>はこの日も小幅安となっている。

「中国当局は意図的に人民元安誘導をしてきたが、海外からそうした批判をかわすためには、今のように時折、元高にするのがよいと考えているのだろう」(国内銀)との見方が聞かれた。

ロイター
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