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米軍司令官、シリア駐留軍撤退に警鐘 ISが「勢力盛り返す恐れ」
2019年02月06日(水)02時31分
[ワシントン 5日 ロイター] - 米中央軍のボーテル司令官は5日、シリアに駐留する米軍の撤収後、過激派組織「イスラム国(IS)」が勢力を盛り返す恐れがあると述べ、トランプ大統領の米軍撤退に関する決定に警鐘を鳴らした。
ボーテル司令官は上院の公聴会で「ISの過激派ネットワークに圧力を掛け続ける必要がある。さもなければ、勢力が復活する可能性がある」と述べた。
トランプ大統領が昨年12月に突如発表した米軍のシリア撤退の決定については、事前に相談はなかったことを明らかにした。
シリアから米軍を撤収するトランプ大統領の決定を巡っては、共和党内からも反発の声が強く、上院は4日、シリアとアフガニスタンに駐留する米軍の性急な撤退に反対する内容の法案を賛成多数で可決した。
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