Shubham Batra

[ニューデリー 12日 ロイター] - インド政府が12日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、食品価格の上昇を背景に伸びが加速した。ただ、今後数カ月間でインド準備銀行(中央銀行)が利上げに動くほどの水準ではないとみられている。

CPIは前年同月比4.45%上昇し、ロイターがまとめた市場予想(4.5%上昇)とほぼ一致した。

中銀の中期目標である4%を2カ月連続で上回ったが、許容レンジである2─6%の範囲内に十分収まっている。

中銀は先週、政策金利を据え置き、原油高がインフレ圧力を高めているかどうかを見極めるため、今後のデータを待つ姿勢を示した。

オックスフォード・エコノミクスの主任エコノミスト、アレクサンドラ・ヘルマン・プラサド氏は「中銀は当面は忍耐強く待つ余裕があるが、いつまでもそうできるわけではない」と指摘。

「二次的影響の証拠が積み上がり、中期的なインフレ期待が高まれば、供給ショックを見過ごすことはますます困難になるだろう。政策当局者は10月には利上げを見送るものの、12月に25ベーシスポイント(bp)の利上げを実施すると予想する」と述べた。

食品のインフレ率はモンスーンの降雨不足を背景に、6月の5.32%から7月には5.52%に上昇した。

インド・レーティングス・アンド・リサーチによると、変動の大きい食品・燃料を除いたコアインフレ率は3.9%と、予想の4.08%を下回った。インドはコアインフレの公式値を公表しておらず、代わりに統計省が後日公表する詳細データを用いて金融アナリストが算出している。

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