日本でも定着した、ダンベルもマシンも使わず、自らの体重だけを使って身体を鍛える「自重力トレーニング」。
その伝道者でキャリステニクス研究の第一人者ポール・ウェイドによる世界的バイブル『プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』(CEメディアハウス刊)より抜粋する。
💪🏼 💪🏼 💪🏼
トレーニング仲間たちと話していても、「キャリステニクス(自重力トレーニング)」という単語を耳にすることはほとんどないだろう。
正しくCalisthenicsと綴ることができないパーソナルトレーナーも多い。これは少なくとも19世紀から使われてきた英語だが、語源はとても古い。古代ギリシャの「美」を意味するkalosと「強さ」を意味するsthenosを組み合わせたものだ。
キャリステニクスは、自分の体重と慣性を身体発達の手段にする技術だ。私がつくり出した「コンビクト・コンディショニング」はパワーと運動能力を最大化するように設計された、キャリステニクスの高度なカリキュラムといえる。
残念なことに、現代のキャリステニクスは、ハードコアなストレングストレーニングとは考えられていない。ほとんどの人が、プッシュアップ、クランチ、ジャンピングジャックや、その場で走ったりするような練習を思い浮かべるだろう。
サーキットトレーニングの安易なジャンル、あるいは、運動する上での二次的な選択肢になっているのだ。しかし、昔はそうではなかった。
次のページ