今回の停戦が注目に値するのは、平和を形作る「影響力の構造」の現実が露呈したからだ。米中は東南アジアで存在感を示している。一方は怒鳴り、もう一方はささやく。一方は取引を提案し、もう一方は枠組みを提供する。その両方が計算し待ち構えている。
マレーシアが実証したように、ASEANは単なる傍観者を超えた存在になれる。ただし、重要な問いが残る。ASEANは地域内の紛争を自分たちで解決できるのか。それとも、地域的対立を解消できるのはもはや、アメリカや中国の鶴の一声だけなのか。
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