パリで考えた円安と電気自動車と日本の「お一人様」優遇のこと
2P2PLAY/SHUTTERSTOCK
<4年ぶりに滞在した母国フランスでは驚くことがたくさん。外の世界を見るのは大事なことだとあらためて実感した>
4年ぶりにフランスに滞在した。母国だから驚くことは少ないはずだが、そんなことはなかった。私は11年間パリに住んでいたが、それは20年以上前の話だ。20年で変わったことはたくさんある。
まず、意外と日本より現金を使う機会が少ない。1ユーロから、クレジットカードで何でもどこでも支払うことができる。駅のトイレは利用料金がかかるが、クレジットカードをタッチするだけでドアを開けられる。ちなみに駅のトイレは数年前まで無料だったが、とても汚かった。それが有料でスタッフもいるようになって、ようやく奇麗になった。
スマートフォンの使い道もすごく広がった。そもそも携帯電話のサービス機能が多かったのは日本だったが、最近は欧米のほうが進んでいるような気がする。理由は、海外ではお客が自分のスマホで注文する、支払う、登録する、申請書を記入するなど何でもやらなければならないから。そうするとスタッフを減らすことができるので、コスト削減が1つの目的だろう。
日本ではいまだにスタッフが多く、お客のためにいろいろとやってくれる。例えばフランスと違って日本のガソリンスタンドにはスタッフがいるし、サービスの良さが重視される。フランス、特にパリでスマホや機械をうまく使えない人は大変だと思う。
「お一人様」は日本より少ない
その半面、パリのバスや地下鉄では、スマホを使っている乗客の割合は日本より低い。紙の書籍を読む人はまだ多い。フランス人は日本人よりよく話すので、家族や友人と電車に乗ったらスマホを使わずに会話する人も多い。何度も子供とバスに乗ったが、毎回誰かに声をかけられた。フランスはコミュニケーションしやすい国だと改めて感じた。
喫茶店やレストランでも「お一人様」は日本より少ない。お一人様がいればいるほどお一人様を優遇する店が増えて、他人とのコミュニケーションがしにくい環境になっているのが日本ではないだろうか。
最も驚いたのは物価だ。いかに円が安いかを肌で感じた。ユーロで払って円に換算すると全部「高い」と思ってしまう。日本で同じものが同じ値段なら買わない、あるいは買えない人が多いだろう。日本人はインフレで困っているが、海外でもインフレの影響は大きい。例えば、オレンジジュースの250mlは日本円にして600円。パリ中心部の喫茶店で、子供2人と大人2人で昼食を取ると毎回1万円もかかった。
台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか 2026.02.07
日本でバズり続ける快進撃...韓国コスメ人気に潜む本当の理由は? 2026.02.07
政治家の発言から考える...世界は粗悪さに向けて走っている 2026.02.06
高市政権は外国人受け入れを進めつつ、その政策の前提が「外国人は危険」なのが残念 2026.02.06
東京の火葬場6カ所が「中国系」...日本には「葬儀安全保障」が必要だ 2026.01.23
世界の日本愛を失うリスク......私が漫画のAI翻訳に反対する理由 2026.01.15
-
外資系企業の「労務スタッフ」土日祝休/フレックス/リモートOK
VISTRA Japan株式会社
- 東京都
- 月給30万円~70万円
- 正社員
-
Regulatory Specialist/薬事/大手外資系洗浄剤メーカー
エコラボ合同会社
- 東京都
- 年収600万円~900万円
- 正社員
-
営業事務/メーカー 駅チカ/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万7,000円~
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京都/港区虎ノ門/web系SE・PG
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員






