コラム

「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「攻撃的知能」を解剖する

2026年04月04日(土)16時05分
マライ・メントライン(翻訳家、通訳、エッセイスト)

KEVIN LAMARQUE-REUTERS

<トランプ大統領への「抱きつき」、米空母上で「ピョンピョン」...親父キラー的動作の向こうに透ける、時代が生んだヤバさとは>

世界が注目した先日の日米首脳会談でも炸裂した高市首相の「トランプ抱き付き」イケイケ感ジェスチャーは案の定、国内の知識層、特にインテリ女性層からの強い反発を招いた。

トランプ来日の際、横須賀基地の空母ジョージ・ワシントン艦上にてトランプの横で見せた「ピョンピョン跳ね」しぐさも同様だが、あれはありていに言えば「『昭和オヤジ』受けするギャル」感のアピールであり、今どきのフェミニズムに対する挑発であり、最終的には「古き」マチズモ(男性優位主義)的価値観の狼煙とも言えるだろう。


高市首相の価値観がオトコ社会的だという指摘はこれまでも頻繁に繰り返されてきており、「日本初の女性総理大臣」というスペックはむしろ「オトコ社会回帰」に向けて女性票を抱き込む強力な武器になっているともいわれている。

これらの批判は大体、首相が「日本の極右言説に引きずられている!」「トランピズムに引きずられている!」といった観点から来ていて、確かにそれはあるだろうなと感じつつ、さらに別の観点もあり得るなと思ったりする。

それはつまり「サバイバルのためのキャラ付け」である。

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