「信じられない...」何年間もネグレクトされ、「異様な形」に育ったオウムの姿と「回復まで」にSNS涙
Rescue Parrot Breaks Hearts As Viewers Notice Severe Problem With Beak
(画像はイメージです)コンゴウインコ Daniel Sinoca-Unsplash
<アメリカで保護された「あるオウム」の姿に、SNSでは驚きの声が広がっている──>
長年にわたり深刻なネグレクト(飼育放棄)を受けてきた29歳の保護オウムの「驚くべき姿」を捉えた動画がTikTokで話題を呼んでいる。
【動画】「信じられない...」何年間もネグレクトされ、「異様な形」に育ったオウムの姿と「回復までの道」にSNS涙
動画を投稿したのは、米ミシガン州ブライトンにあるオウムの保護施設マルベリー・エーカーズ・レスキュー。動画はすでに28万8000回以上再生されており、特に注目を集めたのはウィニーというコンゴウインコ(macaw)だ。
ウィニーのクチバシは驚くほど長く伸び、今にも首に刺さりそうだ。
施設を運営するマンディ・コセヴァルは、前の飼い主が世話を続けられなくなったことから、ウィニーを含む8羽のオウムを引き取ったという。
コセヴァルは本誌に、「ウィニーのクチバシがあそこまで伸びていたのも、引き取る決め手のひとつだった」と語った。「クチバシは首に触れそうなほどだった。あそこまで成長するには何年もかかる。前の飼い主の健康状態が、ネグレクトの主な原因だったことがわかった」
話題になった動画の冒頭では、「ウィニーは障害を抱えながらも、生き抜く術を身につけていた」と説明されている。映像では、ウィニーのクチバシが段階的に整えられていく様子が映し出されており、この作業は鳥にとって大きなストレスになると紹介されている。
獣医系メディア「Pet MD」によると、オウムの伸びすぎたクチバシは、病気やケガ、長期的な栄養不良や不適切な飼育環境に起因している可能性があるため、専門的な処置が必要だという。誤った方法で削ると出血する危険もある。






